仙台市ガス局では毎年、地震などの大規模災害を想定した実践的な災害対策訓練を実施しています。
6月10日(金曜)に実施した災害対策本部運用訓練では、大規模な直下型地震の発生によって電気などのライフラインが途絶し、都市ガスについても、火災などの二次災害を未然に防ぐために、供給エリアの一部のガス供給を緊急停止するなどの想定のもと、「移動式ガス発生設備※1」等を活用した復旧方法の確認や、関係機関との連携など、早期の供給再開に向けた対応手順を検証しました。
また、この訓練に先行して、移動式ガス発生設備等の設置・操作訓練を実施し、緊急時でも迅速かつ安全に運用のできる体制の確認を行いました。
仙台市ガス局では、これからも安定してガスをお客さまにお届けできるよう、災害対策に取り組んでまいります。
災害対策本部運用訓練の様子(6月10日実施) | ||
移動式ガス発生設備等の設置・操作訓練の様子(6月1日実施) | ||
①移動式ガス発生設備(PA-13Aガス発生装置)の設置・操作訓練(6月1日実施) | ||
②移動式ガス発生設備(CNGカードル車及び減圧車)設置・操作訓練(6月2日実施) | ||
③簡易ガバナ※2の設置・操作訓練(5月27日・6月3日実施) | ||
※1 移動式ガス発生設備
圧縮天然ガスやプロパンガス等を用いて、ガスの供給が止まってもスポット的にお客さまにガスを供給することができる設備です。熊本地震では、病院などの重要施設へガスを供給するために使用されました。
※2簡易ガバナ
ガスの圧力を調整して送出するための装置で、緊急時に使用されます。