ガスエンジンで圧縮機を駆動し冷暖房を行うと同時に、室外機内の小型発電機も駆動。発電した電力をコンバータで昇圧して直流に変換し、室外機ファン用インバータに供給することで商用電力の消費電力を低減します。
1台の室外機で同時に冷房・暖房運転を効率よく行い、省エネルギー性にも優れています。OAルームなど一年を通して冷房が必要な場合などでも、他の部屋の暖房運転が可能です。
室外機ごとに必要だった冷媒配管をシステムごとの共通 冷媒配管に集約することで冷媒配管本数は従来の1/2に削減でき、工事の省力化が可能なほか、パイプシャフト内の配管スペースも従来の2/3程度に低減可能です。さらに複数台の室外機によってシステムが組まれているため、メンテナンス時や万一のトラブルでも他の室外機が自動的にバックアップ運転を行います。
従来の20馬力+10馬力のタイプより省スペース、冷媒配管本数も1台分で配管工事費も低減できます。さらに30馬力でもエンジンは1台なのでメンテナンス費用の低減を図れるほか、大空間から数多くの小部屋まで幅広く対応可能です。
ますます進化したGHP。
発電した電気を建物で利用できる画期的なGHPです。冷暖房運転時、約1~3kWの発電電力を建物に供給できます。